一氾文学会

第6回年次大会+総会記録

久しぶりに対面のみの開催となり、研究発表会も無事執り行うことができました。総会では会計報告・活動報告・委員の改選承認および基調講演を行いました。

1日目の企画として「句会」を開催しました。「雨」という最初のお題に対し多くの句が寄せられ、最終的にいくつかの優秀句が選出されました。追ってここに掲載する予定です。

*氏名右横に*印のある者は会員です。

第1日 9/17(土)
9:45 - 開会の辞
10:00 - 13:00 研究発表会 分科会1
  • 山田栄官 「『ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編』における「笠原メイの視点」について」
  • 佐々木智大 「「意味」の概念分析 —記号現象における諸概念の分析に基づく「意味」の分類—」
  • 土屋結花 「『変身のためのオピウム』についてのいくつかの断想」
<昼食休憩>
14:00 - 17:00 研究発表会 分科会2
  • 浦野歩* 「テキスト内容が著者とはまったく無関係に読者へと伝わることについて」
  • 田村優衣* 「映画『絞死刑』における音源と画面の関係」
  • 原口直希* 「映画『義人呉鳳』(1932)における台湾人弁士の機能」
<休憩~企画準備>
18:00 - 22:00 特別企画 句会(お題:「雨」)
第2日 9/18(日)
9:00 - 12:00 研究発表会 分科会3
  • 下山田周平* 「だれがどこでなにを見ているのか――『マルメロの陽光』における存在と主体性の問題」
  • 後藤慧* 「『マルメロの陽光』における歴史の「切り返しショット」」
  • 石附鈴之介* 「革命的童貞論に向けての序文」
<昼食休憩>
13:00 - 13:30 一氾文学会総会
13:30 - 14:30 基調講演
  • 浦野歩*「Web組版道中記(仮)」
<休憩>
15:00 - 18:00 研究発表会 分科会4
  • 納谷耕世* 「『Cast Away』について──ウィルソンとテーマ曲と水平線」
  • 齋藤英明* 「寺山修司歌集『田園に死す』を考える 或いは詩人の挫折について」
18:00 - 閉会の辞