第3回年次大会 + 総会記録
- 日時: 2019年8月23, 25, 26日
- 場所: 一橋大学国際研究館4階各教室(第1、3日)及び一橋大学職員集会所(第2日)
2019年8月23日15:00より一氾文学会第3回総会が開催され、会計報告・活動報告および委員の改選が行われました。学会誌・機関誌の編集長交代につき、新旧編集長より挨拶がありました。
初日と2日目の間が1日抜け、金・日・月の開催でしたが、直前になって日曜日には国際研究館が全面的に停電予定であることが判明したため、急遽、2日目のみ職員集会所に場所を移しての開催となりました。その前日、空いた土曜日に集会所の部屋と設備を検分していた際、棚の中に大量の花器と剣山が発見されので、これも急遽、2日目の昼休みに、会員のひとりを講師として「かんたん生け花教室」が開催されました。
なお、この由緒ある職員集会所は、いつからかハクビシンが侵入して天井裏を甚だしく汚染していることが判明したため、当学会終了直後に閉鎖されました。
*氏名右横に*印のある者は会員です。
- 第1日 8/23(金)
- 10:30 - 開会の辞
- 11:00 - 13:30 テクスト発表(分科会)1
- 正清健介* 「小津映画の遅さについて」
- 鳴海広基 「方法としての情緒」
- 田村優依* 「団地から出た子供たちはどこへゆくのか」
- <昼食~休憩>
- 15:00 - 15:30 一氾文学会総会
- 15:30 - 18:30 パネル発表(全体会) 1
- 下山田周平* 「化外の花」
- 後藤慧* 「アナ、3分」
- 富重聡子* 「マルケータ・ラザロヴァー」
- <ピザ会(懇親会)>
- 第2日 8/25(日)
- 11:00 - 13:30 テクスト発表(分科会) 2
- 龐陳娣 「耽美主義⽂学における美学の越境と回帰――谷崎潤一郎の作品における美学の変容を巡って」
- 原口直希* 「映画『海角七号』を中心とする台湾における映像系文化作品に見る日本表象と対日イメージの変容」
- 井上雄太* 「会話に提示される架空の物品の状態の変化とキャラクター像」
- <昼食>
- <昼食後~> かんたん生け花教室(小原流)
- 15:00 - 17:30 口頭発表
- 黄海萍* 「標準チワン語の正書法とチワン語龍茗方言表記法私案」
- 第3日 8/26(月)
- 11:00 - 13:30 テクスト発表(分科会) 3
- チョウケイブン 「大人になれない少年少女 ――桜庭一樹の作品における人物像の変容」
- 中河原蕗子 「ジェームズ・キャメロン『アバター』に見られるアメリカ社会」
- <昼食~休憩>
- 15:00 - 18:00 パネル発表(全体会) 2
- 石附鈴之介* 「童貞文化論の射程」
- 林津熙* 「「仮」」
- 阿部修登* 「手紙の書き方」
- 18:00 閉会の辞